• 2025年5月27日

【藤沢 内科】糖尿病の初期症状・主な原因・定期検診の重要性とは?

【藤沢】内科に相談したい糖尿病の初期症状とは?糖尿病の主な原因や定期検診の重要性なども解説

糖尿病の初期症状は軽度であることが多く、自覚症状がないまま進行してしまうことがあります。糖尿病を放置すると、網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化、感染症など、さまざまな合併症を引き起こすリスクが高まります。早期に適切な治療を受けるためには、糖尿病の初期症状を理解しておくことが重要です。藤沢周辺で内科をお探しの方などに向けて、糖尿病の初期症状や原因、定期的な検診の重要性などを解説いたします。

糖尿病の初期症状と相談すべきサイン

糖尿病の初期症状と相談すべきサイン

糖尿病は初期段階では自覚症状が現れにくく、見逃されがちです。しかし、早期に気づき、適切な対応をすることで、合併症を防ぐことが可能です。糖尿病の初期症状には以下のようなものがあります。これらに気づいた場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。

喉の渇き

体内の水分バランスが崩れ、異常に強い喉の渇きを感じることがあります。頻繁に水を飲むようになったり、夜中に何度も水を飲みに行くようになったりする場合は注意が必要です。

頻尿

高血糖の状態が続くと、腎臓が余分な糖分を尿として排出しようとします。その結果、排尿回数が増え、特に夜間頻尿が目立つようになります。

倦怠感

糖がエネルギーに変わりにくくなるため、体がだるく、疲れやすくなります。十分な睡眠をとっても、日中に強い眠気を感じることもあります。

体重減少

体内の糖がエネルギーとして使われず、代わりに脂肪や筋肉が分解されてエネルギー源として利用されます。食事制限や運動をしていないのに、体重が減る場合は注意が必要です。

手足のしびれ

高血糖が続くと、末梢神経がダメージを受けて、手足にしびれや痛み、灼熱感などが現れることがあります。

傷の治りが遅い

高血糖により免疫力が低下し、血行も悪くなります。そのため、小さな傷でも治りが遅く、化膿しやすくなります。

加えて、急激な視力低下、皮膚のかゆみ、性欲減退などがあれば、早めに医療機関を受診しましょう。これらの症状は他の病気でも見られることがあり、糖尿病だと気づきにくいかもしれません。しかし、心当たりがある場合は放置せず、適切な検査と治療を受けることが大切です。

糖尿病発症の主要な原因とは?

糖尿病発症の主要な原因とは?

糖尿病は、生活習慣や遺伝、その他の要因が複雑に影響して発症します。主な原因は、生活習慣や遺伝的要因、加齢やストレスなどの環境的要因です。これらの要因がどのように糖尿病に影響を与えるかを見ていきましょう。

生活習慣の影響

糖尿病のリスクは、日々の生活習慣に大きくかかわっています。特に、食生活の乱れや運動不足、喫煙、過度の飲酒が影響します。生活習慣を改善することが糖尿病予防には欠かせません。

食生活

高カロリー・高脂肪の食事はインスリンの効き目を悪化させ、血糖値のコントロールを難しくします。また、食物繊維が不足すると血糖値が急上昇するため、野菜や全粒穀物を多く取り入れることが大切です。

運動不足

適度な運動はインスリンの働きを助け、血糖値の調整に役立ちます。例えば、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、糖尿病予防におすすめです。

喫煙

喫煙はインスリンの効き目を悪化させ、血糖値を管理しにくくします。さらに、血管を傷つけ、糖尿病の合併症リスクを増加させます。禁煙は、健康改善に大きな効果をもたらします。

過度の飲酒

アルコールは血糖値を上昇させ、膵臓の働きを悪化させる可能性があり、糖尿病のリスクを高めます。節酒を心がけることが重要です。

これらの生活習慣を改善することは、糖尿病の予防に直結します。バランスの取れた食事や適度な運動、禁煙、節酒を実践し、健康的な生活を送るよう心がけましょう。

遺伝的要因

糖尿病の発症には、遺伝的な要因もかかわっています。家族に糖尿病の人がいる場合、発症率が高くなることが知られています。もちろん、遺伝的要因だけで糖尿病が決まるわけではありません。遺伝的なリスクがあっても、生活習慣を改善することで発症を遅らせたり予防したりすることは可能です。遺伝的なリスクが高い方は生活習慣に気を配り、定期的に検診を受けましょう。

加齢やストレスなどの環境要因

加齢やストレス、特定の疾患も糖尿病のリスクを高めます。

加齢

年齢を重ねるとインスリン分泌が減り、糖の代謝が悪化します。特に40歳以上はリスクが増すため、早期の予防が重要です。

ストレス

ストレスは血糖値を上昇させるホルモンを分泌させ、食生活の乱れや運動不足を引き起こしやすくなります。そのため、ストレス管理が健康維持において重要です。リラクゼーション法や趣味の時間を持つことなどが対策として挙げられます。

特定の疾患

膵炎や膵臓がん、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症などの疾患も糖尿病のリスクを高めます。

これらの環境要因に対しても、ストレス管理や定期的な健康チェックを行うことが糖尿病予防につながります。

定期検診の重要性:糖尿病の予防と早期発見

糖尿病は自覚症状が現れにくいため、定期的な検診で早期に発見し、早期治療を行うことが大切です。

定期検診でわかること

定期検診では、血液検査を通じて血糖値やHbA1c(ヘモグロビンA1c)の値を測定し、糖尿病の有無や進行具合を確認します。血糖値は、血液中のブドウ糖の濃度を示します。HbA1cは、過去1~2ヶ月の平均血糖値を反映する指標で、糖尿病の診断や治療効果の確認に使われます。

これらの検査により、糖尿病を早期に発見し、適切な治療を開始できます。また、定期検診によって、合併症の早期発見にもつながります。

定期検診の受診頻度

定期検診の受診頻度は、血糖コントロールの状態や合併症の有無などによって異なります。一般的な目安として、血糖コントロールが良好で合併症がない場合は3~6ヶ月に1回が推奨されます。一方、血糖コントロールが不良な場合や合併症がある場合、1~3ヶ月に1回、それ以上の頻度が必要になることもあります。

受診頻度については、医師と相談してご自身に合ったスケジュールを決めることが重要です。

検診で異常値が出た場合の対応

健康診断などで血糖値やHbA1cに異常が見つかった場合は、焦らずに医療機関を受診し、再検査を行いましょう。異常値が確定した場合、糖尿病と診断されることがあります。その際は医師と相談し、治療方針を決めます。治療方法には、食事療法、運動療法、薬物療法などがあります。

早期発見・早期治療が糖尿病の進行を防ぎ、合併症を予防する鍵となりますので、異常値があれば速やかに対応することが重要です。

藤沢周辺で内科を受診するなら牛腸内科クリニックへ

迅速な対応が、将来の健康を守ることにつながります。少しでも異変を感じたら早めに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。

藤沢周辺で内科をお探しの際は、牛腸内科クリニックをご利用ください。糖尿病をはじめ、風邪や発熱、生活習慣病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな症状・疾患の診療に対応しております。地域のかかりつけ医として、藤沢周辺にお住まいの皆様が健康な日々を過ごせるようにサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

糖尿病の治療なら藤沢牛腸内科クリニックへ

院名 牛腸内科クリニック
院長 牛腸 俊彦
住所 〒251-0053 神奈川県藤沢市本町2丁目8−28
TEL 0466-22-2821
診療内容 内科、発熱外来、生活習慣病、高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、予防接種
営業時間 月曜~土曜:9時00分~12時00分
月曜・火曜・木曜・金曜:15時30分~18時30分
※受付時間は各診療時間の15分前です
※発熱外来は11:30〜12:00になります。
定休日 水曜午後・土曜日午後・日曜・祝日
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