• 2025年5月27日

【藤沢 内視鏡】胃カメラ検査における鎮静剤のメリット・使用が推奨される方

【藤沢 内視鏡】胃カメラ検査で鎮静剤を使用するメリットは?使用が推奨される方なども解説

胃カメラ検査は、胃がんなどの早期発見につながる重要な検査です。しかし、「胃カメラ検査が苦手」「怖い」と感じる方も多いのではないでしょうか。検査中の嘔吐反射や痛み、不快感が心配な場合、鎮静剤を使えばそうした負担を軽減し、楽に検査を受けられます。こちらでは、胃カメラ検査時に鎮静剤を使用するメリットや、使用が推奨される方などについてご紹介いたします。

藤沢周辺で内視鏡検査を検討している方の参考になれば幸いです。

胃カメラ検査で鎮静剤を使用するメリット

胃カメラ検査で鎮静剤を使用するメリット

胃カメラ検査で鎮静剤を使用すると、以下のようなメリットがあります。

検査中の苦痛や不快感を軽減

鎮静剤によって意識レベルが低下するため、吐き気や嘔吐反射、膨満感をほとんど感じずに検査を受けられます。これにより、検査のストレスが大幅に軽減されます。

嘔吐反射の抑制

内視鏡挿入時の嘔吐反射を鎮静剤が抑えるため、検査がスムーズに進みます。また、嘔吐反射による検査の中断リスクも軽減されます。

検査中の記憶が曖昧になる

鎮静剤の作用で検査中の記憶が曖昧になるため、精神的な負担が軽くなります。特に、過去の検査でつらい経験をした方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。

より正確な診断につながる

鎮静剤によって身体がリラックスし、余計な動きが抑えられるため、医師は精密な検査を行いやすくなります。結果として、正確な診断につながる可能性が高まります。

鎮静剤を使用することで、検査に対する不安や恐怖心が和らぎ、より安心して受けられるようになります。胃カメラ検査を負担なく受けたい方は、鎮静剤の使用を検討してみるとよいでしょう。

鎮静剤の使用が推奨される方は?

胃カメラ検査において、鎮静剤の使用が推奨される対象者は以下のとおりです。

嘔吐反射が強い方

内視鏡の挿入時に強くえずいてしまうと、検査が難しくなることがあります。鎮静剤を使用することで喉の緊張が和らぎ、嘔吐反射を抑えられるため、スムーズに検査を進められます。

過去に苦痛や不快感を伴う検査経験がある方

過去の胃カメラ検査で強い苦痛や不快に感じた経験があると、次の検査に対する恐怖心が強まり、検査自体を避けてしまうケースは少なくありません。鎮静剤を使用することで不安を軽減し、落ち着いた状態で検査を受けられます。

緊張や不安が強い方

検査に対して強い緊張や不安を感じる方は、検査中に血圧や脈拍が上昇しやすく、身体に余計な負担がかかることがあります。鎮静剤を使用することで、リラックスした状態を保ちながら検査を受けることができます。

長時間の検査が必要な方

ポリープ切除などの処置を伴う場合、通常よりも検査時間が長くなりやすいです。長時間の検査は、身体的にも精神的にも負担がかかるため、鎮静剤を使用することで、苦痛を最小限に抑えながら検査を受けられます。

上記以外にも、患者様の希望や検査内容に応じて鎮静剤の使用を検討できます。

鎮静剤使用のリスクと副作用

鎮静剤使用のリスクと副作用

鎮静剤を使用することで、胃カメラ検査時の不安や苦痛を軽減できますが、使用に伴うリスクや副作用も存在します。事前に理解しておくことが重要です。

呼吸の異常

呼吸が浅くなったり、一時的に呼吸が止まることがあります。これは鎮静剤が中枢神経に作用するためです。検査中は呼吸の状態を継続的にモニタリングし、必要に応じて酸素を補充したり、呼吸を補助する処置を行います。

血圧の低下

鎮静剤が血管を拡張させることにより、血圧が下がることがあります。血圧が急激に低下すると、めまいやふらつき、意識が薄れる場合があります。検査では、血圧や脈拍をリアルタイムでチェックし、必要に応じて点滴や薬剤を使って安定させます。

アレルギー反応

薬剤に対するアレルギー反応を起こす可能性があります。事前にアレルギー歴を確認し、過去にアレルギー反応が報告された場合は使用を控えます。また、万が一アレルギー反応が出た場合は、速やかに対応します。

鎮静からの回復遅延

鎮静剤を使用した後、目を覚ますまでに時間がかかるケースも見られます。個人差があり、年齢や体調、使用した薬剤の種類によっても異なります。回復が遅れている間も、バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸など)を引き続きチェックし、回復を促進するためのサポートを行います。

吐き気や嘔吐

鎮静剤によって、吐き気や嘔吐が引き起こされることがあります。一時的な副作用であり、覚醒時に見られることが多いです。吐き気を抑える薬(制吐剤)を必要に応じて投与し、症状を軽減させます。また、状態に合わせて、休ませながら経過を見守ります。

注射部位の痛み・腫れ

一時的に、注射部位に痛みや腫れが現れることがあります。通常は数時間内に改善しますが、痛みや腫れがひどい場合は冷やしたり、必要に応じて痛み止めを処方します。

これらのリスクと副作用は頻度が低いものの、発生する可能性があるため、適切な対処が求められます。鎮静剤を使用する際は事前に医師から説明を受け、十分に理解しておくことが大切です。また、持病やアレルギーがある方は必ず医師にお伝えください。

胃カメラ検査で鎮静剤を使用したい方は相談しよう

胃カメラ検査を安心して受けるためには、鎮静剤の使用について事前に医師と相談することが大切です。

検査に対する不安や疑問、過去の経験、アレルギー、現在服用している薬などをできるだけ詳しく医師に伝えましょう。これにより、一人ひとりの状態に合った適切な鎮静剤の種類や量を判断でき、安全に検査を受けることができます。特に、過去に胃カメラ検査で強い苦痛を感じたことがある方や嘔吐反射が強い方は、鎮静剤の使用を検討する価値があります。鎮静剤を使うことで、検査中の不快感や不安を軽減できるため、医師にご相談ください。

鎮静剤を使用する際の注意点

鎮静剤の影響で、検査後しばらくは意識がぼんやりします。鎮静剤の影響が完全に抜けるまでには時間がかかるため、安全のためにも運転は控えることが重要です。検査後の運転は避け、公共交通機関を利用するか、家族や友人に迎えをお願いしましょう。

事前の相談で不安を解消!

当日は時間に余裕を持ち、リラックスしてご来院ください。検査に関して不安や疑問があれば、遠慮せずに医療スタッフに相談し、納得したうえで検査を受けることが大切です。

藤沢周辺で内視鏡検査を受けるなら牛腸内科クリニックへ

藤沢周辺で内視鏡検査に関するご相談なら、牛腸内科クリニックまでお問い合わせください。胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査に対応しております。胃カメラには経口内視鏡と経鼻内視鏡があり、患者様のご要望や状態などに合った検査をご提案させていただきます。鎮静剤の使用も可能ですので、お気軽にお申し付けください。

地域のかかりつけ医として、皆様の健康維持をサポートいたします。藤沢周辺で内科を受診する際は、ぜひ牛腸内科クリニックをご利用ください。

藤沢で内視鏡検査のご予約なら牛腸内科クリニック

院名 牛腸内科クリニック
院長 牛腸 俊彦
住所 〒251-0053 神奈川県藤沢市本町2丁目8−28
TEL 0466-22-2821
診療内容 内科、発熱外来、生活習慣病、高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、予防接種
営業時間 月曜~土曜:9時00分~12時00分
月曜・火曜・木曜・金曜:15時30分~18時30分
※受付時間は各診療時間の15分前です
※発熱外来は11:30〜12:00になります。
定休日 水曜午後・土曜日午後・日曜・祝日
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