• 2026年8月6日

便潜血陽性と言われたらどうする?原因・大腸カメラ検査の必要性・放置するリスクまでを解説

健診の結果に「便潜血陽性」と書かれていると、「大腸がんかもしれない」と不安になり、一方で「症状もないし、もう一度検査すれば大丈夫では」と迷う方も多いのではないでしょうか。

便潜血陽性は、目には見えない微量の血液が便に混じっているサインです。
原因は一つではないため、陽性の結果だけで判断せず、精密検査で確認することが大切です。

この記事では、便潜血陽性の原因、精密検査として大腸カメラが必要な理由、放置したときのリスクまでをわかりやすくお伝えします。

便潜血陽性の健診結果を確認する女性

便潜血検査は、便に混じった目に見えないわずかな血液を調べる検査です。
陽性は、大腸のどこかで出血があったことを示しています。

ポリープや痔など、がん以外が原因であることもあります。
しかし、陽性の中に早期の大腸がんや、将来がんになりうるポリープが含まれることがありますので注意が必要です。

「陽性=何でもない」と放置しないようにしましょう。

便潜血検査の結果について考える女性

便潜血検査は、2日分の便を調べる方法(2日法)で行います。
「2回のうち1回だけ陽性だったから大丈夫では」と考える方もいらっしゃいますが、検査の内容をしっかりと理解することが大切です。

大腸のポリープやがんは、ずっと出血しているわけではなく、出血したりしなかったりします。
そのため、1回だけの陽性でも、体の中に原因が隠れている可能性があります。

また、陽性が出たあとに便潜血検査をやり直して陰性だったからと安心しないようにしましょう。

一度陽性が出たら、便潜血検査を繰り返すのではなく、大腸を調べる精密検査を受けてください。

便潜血陽性の原因について説明を受ける患者

便潜血陽性の原因には、次のようなものがあります。

  • 大腸ポリープ(将来がんになりうるものを含む)
  • 大腸がん
  • 痔・切れ痔
  • 大腸の炎症(潰瘍性大腸炎など)

痔が陽性の原因になることもありますが、大腸のポリープやがんが隠れているケースもあります。

原因をはっきりさせるためにも、精密検査で大腸の中を確認することが安心につながります。

大腸カメラ検査について患者に説明する医師

便潜血陽性のあとに受ける精密検査は、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)です。
大腸カメラで大腸の中を直接観察して、出血の原因を調べます。

CT検査やカプセルによる検査もありますが、粘膜の一部を採取したり、その場でポリープを切除したりすることができません。

一方、大腸カメラの場合、気になることが見つかった際に、その場で組織採取を行ったり、ポリープを切除したりできます。

原因の特定から必要な処置まで行える点で、大腸カメラ検査を当院では勧めております。

便潜血陽性を放置するリスクについて不安を感じる女性

「お腹の調子も悪くないし、血便も見えない。それでも検査が必要なの」と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、早期の大腸がんやポリープは、自覚症状がほとんどないことが多いのが特徴です。

陽性を放置すると、その間に病気が進行してしまうリスクがあり、命に関わる場合もあります。

症状がない今だからこそ、早期の検査を受けることが大切です。

大腸カメラ検査について説明する牛腸内科クリニックの医師

便潜血陽性とわかったら、できるだけ早めに精密検査を受けることが大切です。

何か月以内なら大丈夫という目安はありませんが、なるべく早く受けることを当院ではおすすめしています。

早めに検査を受けることが健康を保つための大切な行動です。

大腸カメラ検査の費用について確認する女性

便潜血陽性と判定された後の精密検査は、健康保険の対象です。
当院の大腸カメラ検査の費用をご紹介します。

初診料・再診料などが別途かかりますので、目安になります。
気になることや具体的な詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

検査内容 1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 約2,500円
(税込)
約7,500円
(税込)
大腸カメラ+組織採取 約4,000円
(税込)
約11,000円
(税込)
大腸カメラ+ポリープ切除 約8,000~10,000円
(税込)
約24,000~30,000円
(税込)

※大腸検査食は1,500円(税込)です。

牛腸内科クリニックの医師とスタッフ

便潜血陽性は、体からの大切なサインです。
がん以外が原因であることもありますが、大きな病気が隠れている場合もあります。

当院では、消化器内視鏡専門医が、鎮静剤を用いて苦痛を抑えた大腸カメラを行っています。

検査前の下剤を服用していただくための個室もご用意し、リラックスして検査に臨んでいただける環境を整えています。

「陽性と言われて不安」「痔だと思うけれど念のため」という方も、どうぞ早めにご相談ください。

牛腸内科クリニック 0466-22-2821 ホームページ